さらば青森

八甲田丸と歌謡碑
 

「青森旅情」のホームページを開設し、「BIA釣り日誌」を毎週更新する等溶けこんで来た青森での生活も本日が最後の日となりました。
引越しの荷物を積んだトラックも仙台に向った後、ぐるっと市内を一回りして来ました。
最後に立ち寄ったのは青函連絡船「八甲田丸」が係留してある西防波堤です。青森の思い出に「津軽海峡冬景色」の歌謡碑の前に立ち、石川さゆりの歌声を聞いて来ました。
青函連絡船には乗ったことがありませんが、津軽海峡の冬景色は冬の釣りで何度も目にしています。
この歌は、津軽海峡の情景を見事に表現している歌だと思います。

八甲田丸と「津軽海峡冬景色」歌謡碑


岸壁釣りで楽しんだ西防波堤
 

西防波堤は青森の人々に岸壁釣りの楽しさを教えて貰った、市内随一の思いでの場所です。昨年は「岸壁王」のおじさんが、夜明けと共に365日、毎日出勤していた岸壁ですが、今年の冬は豪雪のため、
姿が見えませんでした。もしかして今日あたりから来ているのではないかと、行って見ましたがまだ釣り人の姿はありませんでした。
西防波堤は夏の花火観覧の好ポイントでもあります。公園の工事中でしたが、風車とソーラー利用の照明灯が完成していました。



風車とソーラー利用の照明灯

 

風が吹けば網屋が儲かる
 

「風が吹けは桶屋が儲かる」と言う小話があります。
先日、ラジオ放送で視聴者から質問があり、男性アナと女性アナが分らなく、視聴者から電話で教えて貰っていました。

これは、風が吹けば埃が舞い上がり、目を病む人が増える。
目を病む人が増えると三味線を弾く人が増える。
三味線を弾く人が増えると、三味線は猫の皮を使っているため、猫が減る。猫が減れば鼠が増える。
鼠が増えれば、桶をかじる。
それで桶屋さんが儲かるという連鎖のお話です。
BIAは子供の頃から知っていたので、青森では何か違うのかなと思っていました。

青森旅情ではお店の紹介はして来ませんでしたが、最後に一つ
「津軽三味線のライブ」をやっているお店を紹介します。
このお店での津軽三味線を聞いた時に、津軽三味線の皮は猫で無く犬の皮を使用していることが分りました。
津軽三味線は激しいので猫の皮ではすぐに破れてしまうため、丈夫な犬の皮を使用しているのだそうです。

BIAが青森に来て感じたことの一つにカラスの数が異常に多いと思いました。市内のゴミ収集日にはゴミを緑の網で守っています。
この二つの事からBIA珍説です。
青森では「風が吹けば桶屋が儲かる」のでは無く「風が吹けば網屋が儲かる」のではないかと思います。
だから、アナウンサーも知らなかったのではないかと。

三味線を弾く人が増えるまでは同じです。
三味線を弾く人が増えれば、犬が減る。
犬が減ればカラスが増える。
カラスが増えればゴミに掛ける網が売れる。
結局網屋さんが儲かる。

最後まで、つまらない話ですみませんでしたが、「青森旅情」の定期更新は本日で最後となります。
これまで2年間、「青森旅情」を見ていただきまして大変ありがとう
ございました。今後は新たな形で「青森旅情」の更新を行って行きますので、またご覧になっていただきたいと思います。

津軽三味線のりんご茶屋


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