八甲田山遭難から100年

後藤房之助伍長の銅像
 

199人の犠牲者を出した1902年1月の青森歩兵第五連隊八甲田山雪中行軍遭難から、今年は100周年になります。行軍出発日の1月23日には犠牲者が眠る幸畑の旧陸軍墓地では参拝や追悼行事等が行われます。
写真は遭難現場近くに建つ雪中行軍のメモリアル、後籐房之助伍長の銅像です。



後藤伍長銅像

 

雪中行軍記念碑
 

青森第五連隊が遭難したころ、八甲田ではもう一つの雪中行軍が行われていました。1902年1月27日に大深内村増沢をたち、青森へ向った弘前第31連隊は青森隊と同じ行路を反対側から進み、
将兵37人全員が無事生還を果たしました。

弘前隊と青森隊の明暗を分けたのは地元案内人の存在だと言われています。

十和田市熊ノ沢に八甲田山雪中行軍の記念碑が建っています。この碑は福島大尉率いる弘前歩兵第31連隊が地元の7人の青年の命をかけた案内により無事に八甲田を踏破出来た事を記念して昭和6年に建てられたものです。映画の中ではこの案内役を秋吉久美子が演じています。



雪中行軍記念碑


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