十和田湖を初めて訪れたのは、20年程前の11月でした。十和田湖町から宇樽部に向かう途中のガソリンスタンドで宇樽部の「紅葉荘」という名前の民宿を紹介していただき、そこに泊まりました。民宿の女将さんは、前年まで十和田湖の観光船でガイドをしていたという方で、和井内貞行とヒメマス養殖の話をしてくれました。その時初めてヒメマスの刺身と塩焼きを食べたのですが、そのおいしさに感動したことを覚えています。
昨年の秋に20年ぶりに宇樽部を訪れ、宿を探しましたが見当たらず付近の民宿で聞いたところ、数年前に閉業したとのことでした。現在は20年前とは大違いで宿泊客が少なくなっているとのことでした。ヒメマスは豊漁だということでしたので、休屋の売店で20年ぶりにヒメマスの味を味わって来ました。
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