晩秋の青森市

善知鳥神社
 
晩秋の青森市内を歩いて来ました。最初に芭蕉の句碑がある善知鳥神社に行ってきました。

善知鳥神社は現在の青森市が昔、善知鳥村と言われた頃、善知鳥中納言安方朝臣が、流罪となってこの地に住み、先祖の守り神である宗像の神(市杵島姫ほか二神)をまつったのが、始まりです。坂上田村麻呂の東北遠征の大同二年(807)に再建されています。

善知鳥神社

 

奥州街道終点記念の碑
 

善知鳥神社の前に五街道の一つである奥州街道の終点が善知鳥神社に在った事を示す記念碑があります。



奥州街道終点記念の碑

 

海の記念日発祥の地
 

海の記念日の「7月20日」は、明治天皇が明治9年東北巡幸の帰途、灯台視察船 明治丸で、青森から函館を経て横浜にご安着された日に由来しています。写真は青森市の青い海公園にある「海の記念日発祥の地」の碑です。「海の記念日」「海の日」として祝日になりました。碑の右手の岸壁は3000トン岸壁で、以前は岸壁釣りの名所でした。




海の記念日発祥の地

 

津軽海峡冬景色歌謡碑
 

私の青森での最大の思い出の場所は、八甲田丸の前にある「津軽海峡冬景色歌謡碑」です。今回も駅の裏にあるこの歌謡碑を見に行きました。歌謡碑の前に立つと、センサーが働いて石川さゆり」の歌声が流せれて来ます。津軽海峡にはまもなく冬が訪づれ、歌詞のような情景が広がってきます。厳しい冬の津軽半島で釣りをしながら、行きかう船を見つめた日々が瞼に浮かんできます。
来年は釣りをしに来たいと思います。

津軽海峡冬景色歌謡碑


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